電気代を節約したり、災害時のために蓄電したりできる太陽光発電を、屋根に取り付ける方が増えてきました。
その一方で太陽光発電付きの不動産を売却するとき、どうしたらいいのか困ると悩む方も。
今回はそんな方に向けて、太陽光発電付きの不動産を売却する方法と売却のコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
太陽光発電付きの不動産を売却する方法とは?3つの方法をチェック
太陽光発電付きの不動産を売却するには、3つの方法があります。
太陽光発電が付いたまま売却する方法、太陽光発電を外して不動産だけ売却する方法、太陽光発電を解体して不動産だけを売却する方法です。
太陽光発電を付けたまま不動産を売却する方法が、最も簡単でおすすめです。
太陽光発電の名義変更などは必要になりますが、工事をする必要はありません。
この方法を使うときは、太陽光発電に興味がある方をターゲットに、売却活動をすることになります。
太陽光発電を外して不動産だけ売却する方法は、太陽光発電の設備をいったん不動産から取り外し、新居に取り付けるなどして売却する方法です。
この方法では、太陽光発電の設備を外すときの工事費用と、新居に取り付けるための工事費用が発生します。
太陽光発電を解体して不動産だけ売却するのは、不動産を購入する買主が太陽発電を必要としていなくて、新居にも移設できないケースです。
ただし、太陽光を解体するためにも費用は必要になります。
解体した太陽光パネルは業者に引き取ってもらえることもありますが、自分で処分しなければいけない場合もあるようです。
業者に解体を依頼するときに、引き取ってもらえるのか確認するといいでしょう。
太陽光発電付きの不動産を売却するにはコツがある!上手に売却するためには
太陽光発電などエコハウスといわれる物件は人気がありますが、設備が古いとその価値は下がります。
太陽光発電付きの不動産は、太陽光発電を設置してから5年以内であれば査定価格がアップするかもしれません。
しかし、太陽光発電を設置してから10年以上経っている場合は、逆に査定が下がる可能性があります。
設置してから何年経っているのかを確認し、査定にプラスになるかマイナスになるかを判断する必要があるでしょう。
そのうえで、太陽光発電付きで売却するか、外して売却するのかを決めるのがおすすめです。
太陽光発電付きの不動産を売却するコツは、太陽光発電の収支をまとめておくことでしょう。
太陽光発電付きの不動産が、月にいくらの充電実績があるとか、どれくらいのメンテナンス費用がかかるか、具体的な数字で提示します。
太陽光発電付きの不動産が電気代を節約できるなど、メリットがあると買主に伝えることができれば、早く売却できる可能性があるでしょう。