いつかは持ち家を買い替えようと考えているなら、買い替えの時期や売却と購入の順番をチェックしておくことは大切です。
不動産の買い替えは、売却と購入の両方の手続きが必要になります。
不動産の買い替えにおすすめの時期や、手続きの流れをまとめていきましょう。
不動産を買い替えるならタイミングはいつ?高く売れて安く買える時期はある?
不動産がマンションや戸建てなどの住宅なら、進学や就学の時期に合わせて売却したほうが高く売れると考える人が多いようです。
しかし賃貸物件は進学や就学時期に契約数が上がるものの、売買物件は進学や就学の時期だから契約数が大きく変わることはないようです。
そのため、不動産の買い替え時期は何月だからいいという時期はありません。
それよりも買い主が引き渡してほしい時期に合わせて売却できるかどうかといったことが重要です。
築年数で適しているといわれるのは10年以内とされ、新築に近い年数のほうが高値で売却できる傾向があります。
しかし、築何年だから売却するべきという、明確な基準はありません。
築10年以上でも綺麗に使われている家は高値で売れることもあります。
逆に、築2年でも壁紙がボロボロでニオイが染みついているようなら、安値になることもあるでしょう。
ですが、一般的に築20年以内であるほうが売却しやすいといわれています。
タイミングが難しい不動産買い替え!その手続きと順序とは
不動産の売却と購入は、同時に手続きするのが難しいといわれています。
売却の手続きは、査定・仲介会社と契約・売却活動・交渉・契約・引き渡しがあります。
購入の手続きは、物件探し・不動産会社と契約・交渉・ローン手続き・引き渡しです。
同時におこなうのが難しいのは、売却活動や物件探しは予定通りにいかないことが多いからです。
では、売却と購入のどちらを先にするといいのでしょうか?
売却を先にするメリットは、不動産を売却した資金をもとに購入する物件を探せることでしょう。
デメリットは、購入できるまで仮住まいが必要になる点です。
購入を先にするメリットは、じっくり選べるところでしょう。
売却が先になると早く探さなければと妥協してしまうこともありますが、購入が先なら時間をかけることができます。
デメリットは、ローンが二重になることです。
売却する不動産にもローンが残っている場合は注意が必要になることも。
ローンが残っていることで、購入するときのローンの審査が通らないこともあります。