不動産売却時の査定とは、売却できそうな価格を不動産会社や不動産仲介業者が算出することです。
不動産売却の査定は2種類あり、それぞれチェックポイントが変わります。
この記事では、不動産売却査定の流れとチェックポイントや注意点を紹介します。
不動産売却査定の方法とは?2種類ある査定方法を解説します
まずは、査定依頼できる会社を探します。
複数の会社に査定を依頼するのも賢い手段でしょう。
査定会社は、ホームページで探すことが可能です。
不動産査定の方法には、簡易査定と現地査定があります。
簡易査定というのは、過去の売買データをもとに査定する方法で、オンラインや電話面談のみでも査定をしてもらえます。
しかし、簡易査定はあくまでも簡易的なもので正確な査定額とは言い切れません。
現地査定は、訪問査定ともいわれている方法です。
査定の担当スタッフが実際の不動産を確認して、細かい調査を行います。
簡易検査よりも日数を要しますが、より正確な査定額を確認できます。
また、どれくらい丁寧に査定してくれるかで、契約する不動産会社を決める指標にできるでしょう。
不動産売却における査定のポイントは?査定前にできることも確認しよう
会社により異なりますが、簡易査定のチェックポイントは7つ程度です。
物件の住所・種類・現状・築年数・名義人かどうか・専有面積・間取りです。
現地査定でのチェックポイントは、上記に加えて敷地形状・敷地境界線・接道幅員・建物の歪み・インフラ・環境・設備修繕・管理状況などがあります。
敷地の形状や環境はどうにもなりませんが、設備修繕や管理状況をよくしておくことで、査定額がアップすることもあるでしょう。
例えば、設備が劣化していれば修繕するのも1つの方法です。
費用をかけるのが難しい場合は庭の手入れや駐車場や玄関回りの掃除、ゴミ置き場の掃除をしておくだけでも評価が変わることがあります。
簡易査定を希望する場合には、不動産会社や不動産仲介会社のホームページをチェックしてみましょう。
ホームページ上で査定が完了してしまうこともあります。
現地査定を依頼するときも、まずは査定を依頼する不動産会社や不動産仲介会社を探して連絡をとります。
打ち合わせが必要な場合もあるため、売却を急いでいるなら早めに連絡しましょう。