マイホームなどの不動産の売却は、経験が豊富な方のほうが少ないかもしれません。
納得のできる売却をするためにも、まずは売却の流れを把握し余裕を持ったスケジューリングを心がけることが大切です。
この記事では不動産売却の流れとはどのようなものがあるのか、気をつけたい注意点とともにお伝えします。
不動産売却の流れとは?必要なステップとかかる期間
まず不動産売却の流れを簡単にご紹介します。
売却活動のファーストステップは、売却する不動産の査定です。
売却自体を迷っているときもまずは複数の不動産会社に簡易査定を依頼して、どのくらいで売れるのかを把握することからスタートしましょう。
特に住宅ローンが残っている場合や、住み替えを検討しているときなど査定額が重要になります。
売却の経験がない方は、査定と合わせて不動産会社に売却の相談をするのもおすすめです。
専門家にアドバイスをもらいながら売却活動のスケジュールを確認し、住み替えの場合は新居の購入・引っ越しなどを含めて資金の流れを確認しましょう。
売却の決断をしたら、次のステップは仲介会社の選定です。
複数の不動産会社に査定を依頼することで、信頼できる不動産会社を見つけることができるでしょう。
売却活動を依頼する不動産会社が決定したら、媒介契約を結び本格的な売却活動に入ります。
売却活動の期間は平均3~4ヶ月、内覧などを経て購入希望者が見つかれば売買契約を締結します。
契約が成立したらロンーンの手続きなどを済ませて、いよいよ引き渡しです。
不動産売却の流れとは?気をつけたい注意点は?
不動産売却の流れをご説明しましたが、次に注意点についてご紹介します。
まず住み替えで自宅を売却する場合、売り先行か買い先行かどちらにするかがポイントとなります。
住み替えでは先に売却をして、新しい住まいを探す売り先行が理想とされています。
買い先行とは異なりタイミングによっては仮住まいの賃料がかかりますが、不動産が売れないという最悪の事態を避けることができます。
売却活動に入ったら内覧を多く設定できるようにスケジュールを組むことも大切なポイントです。
内覧は購入の決め手となるので、注意すべき点を抑えておくと安心です。
住みながら内覧を実施するときは、売却活動を始めたら掃除や断捨離などを始めるのがおすすめです。