いつかはマイホームを購入したい、と思っている人は多いようです。
では、どれくらいの年齢で、マイホームを購入したり買い替えたりするものなのでしょうか。
この記事では、住宅の一次取得者と二次取得者の年齢や購入金額についてまとめます。
一次取得者とは住宅を初めて購入する人のことで、買い替えをする世帯は二次取得者です。
新築は何歳で購入する?住宅の一次取得者と二次取得者の年齢を比較!
国土交通省の平成29年度住宅市場動向調査報告書から、住宅の一次取得者と二次取得者の年齢をチェックしてみましょう。
この報告書で分類される新築の住宅とは、注文住宅と分譲戸建て住宅、分譲マンションです。
購入者の平均年齢が1番若いのは分譲戸建て住宅で、37.4歳でした。
注文住宅と分譲マンションはともに39.5歳です。
住宅の二次取得者の平均年齢は、注文住宅が60歳、分譲戸建て住宅が48.9歳、分譲マンションが59歳で、やはり分譲戸建て住宅購入者が1番若いことがわかります。
分譲戸建て住宅の購入者の平均年齢が若いのは、平均購入資金金額の平均とも関係しているのでしょう。
分譲戸建て住宅の一次取得者の平均購入資金金額は3,750万円で、二次取得者の平均購入資金金額は4,259万円です。
次に平均年齢が若い分譲マンションの平均購入資金金額は、一次取得者4,049万円で、二次取得者4,659万円。
注文住宅の平均購入資金金額は一次取得者が4,082万円で、二次取得者は5,625万円でした。
中古で購入する平均年齢は?一次取得者と二次取得者の特徴をチェック!
中古で購入する場合の平均年齢も、国土交通省の平成29年度住宅市場動向調査報告書からみていきましょう。
中古戸建て住宅の一次取得者平均年齢は、42.9歳です。
中古マンションは44.2歳でした。
中古戸建て住宅の二次取得者平均年齢は、54.6歳で、中古マンションは56.7歳です。
一次取得者と2次取得者には、およそ12歳差あることがわかります。
では、購入資金金額はそれぞれどれくらいなのでしょうか。
中古戸建て住宅一次取得者の平均購入資金金額は、2,732万円です。
中古マンションは平均購入資金金額2,329万円でした。
中古戸建て住宅の二次取得者の平均購入資金金額は、3,246万円です。
中古マンションの二次取得者の平均購入資金金額は2,613万円。
中古戸建て住宅の二次取得者の平均購入資金金額が、やや高いという結果になりました。
これは、一次取得者の購入資金金額は住宅ローンが多いのに対して、二次取得者は自己資金で住宅を購入しているからだと考えられます。